Webデザイナー【独立 → 失敗】しないために準備する3つのこと

こんにちは
現在会社員やアルバイトでWebデザインをしているけど、近い将来、フリーランスのWebデザイナーとして、独立・開業してみたいと少しでも思っている人が、こちらの記事を読んでくれているかなと思います。

私は、会社で8時間フルで働くなんてことが年に数回あるかってくらいだったので、オフィスに拘束されている毎日がいやでいやでしかたなく後先考えず退職して、フリーランスを始めました。

いわゆる準備が苦手なタイプですね…

独立するまえに、仕事をもらうルートなどを少しは確保しておいたほうがいいとか、よく言われますが、ほんっとそれができる人はしたほうがいいですよ。

でも、そんなことは当たり前の話で(できてない私がいうのもなんですが・・・)
私もフリーランスをしつづけて実感した、独立・開業したあとに、絶対に失敗しないためにしておいた方がいい準備を説明します。

【独立 準備1】HTML/CSSで簡単なレイアウトで1ページくらい書けるようにする

Webデザイナーはコーディングもできる方がいいのではなく、できて当たり前の状態になる

Webデザイナーとして独立して失敗している人の中には、やはりデザインしかできない人ってのは多いようです。
実際ほとんどの場合、Webデザインはブラウザ上で表示してユーザーがスクロールなど、しながら閲覧するサイトをデザインするのが目的なので、コーディングの知識があるか無いかでデザインは変わってきます。

会社勤めの頃、コーディングがまったくわからないデザイナーが必ず部署に数人いましたが、コーディングがわからないデザイナーがつくるデザインは、コーダー泣かせなことが多いです。
コーダー泣かせなことが多いデザインとは、

  • ほぼというかすべて画像で出力するしかないデザイン
  • width、margin、paddingの意識もないのでコンテンツ幅や余白がバラバラ
  • レスポンシブ希望で依頼されているのに、スマホを全く考えてないデザイン
  • マウスオーバーのデザインがない
  • モーダルウィンドウにする予定のところのデザインまで作ってない

 

などなど…

会社員デザイナーの場合、上記がわかってなくてもすぐにはクビになりませんし、最低限与えられた仕事をしておけば評価があがらなくとも、経営不振にならない限り給料をもらい続けることができます。

ですが、フリーランサーが仕事を依頼された場合、依頼主が希望しているものと違うデザインがきてしまうと、評価がさがるどころか、もう次に依頼はこなくなったりします。

とくにWebサイトというのは、Webに特化したページなので、画像だらけなことってあまりないです。(LPのデザインではまぁまぁありますが・・・)

それなのに上記のリスト内のようなことを一つでもしてしまうと、「ん?この人違うな・・・」って思われて依頼がこなくなります。

それと、やはり依頼する側としては、プログラマを別で確保するとして、できれば表面のデザインとhtmlでの構築まではひとまとめで対応してほしい依頼主は多いです。

デザインだけの人では、依頼主としては
「コーダーは別で確保しないといけないのか・・・」

となると、他にコーディングも可能ですっていうデザイナーがいれば、少し値段が上がってもそっちにまとめて依頼したくなるものです。

Webデザイナーという時点でWebに特化しているということは忘れないでおく必要があります。
html/cssをある程度理解しているからこそ、Webに特化するデザインを作ることができます。
(私は簡単なページくらいのコーディングは1週間で覚えることができました。これはすごいとかじゃなくて、本当に難しくはないです)
HTML/CSSの基本はとっても簡単なので少しの間だけでも集中してみてください。

そして、さらに付加価値を身につけることで成約率アップ・単価アップにつながります。

  • UI/UXもできます
  • SEOに少し詳しいです
  • JSかけます
  • CMSのカスタマイズできます

などなど

 

【独立 準備2】業務用の銀行口座・クレジットカードや、会計のことなど

フリーランスで働き始めると、保険や年金の支払い、経費になるものならないものすべて個人でやりくりすることになります。
業務上で発生する支払いや報酬を、業務専用の口座にしておけば、収支の内容がわかりやすくなります。

業務用、個人用の収支がまざっていると、個人のどうでもいい支出まで、管理することになってしまいます。

それと、他のサイトでも、よくあげられていますが、個人事業主は収入が不安定といわれているため、クレジットカードは落ちやすいです。
私も独立してから2、3年は、クレジットカードの審査は落ちました。

これは、やはり不安定な収入の人は、返済してくれない可能性も高い印象になってしまうのでしょうがないことなのかなと思います。

ですので会社員の間に、事業用として使うクレジットカードを契約することをお勧めします。
(最近、久々に申し込んでみたら通りました。6年目ということもあるのかな。)
もちろん独立してすぐから稼ぎが高い人はこれには当てはまらないかもしれませんが。

さらに、掘り下げて考えると、「会計業務」について考えておくとよいです。
せっかく普通にやっていけそうなフリーランサーの方でも確定申告を考えていなかったばっかりに、年度末に地獄のような気分を味わい、こんなことなら確定申告しなくていい会社のほうが全然いいわって言う人も見たことがあります。

ほんっとお金を扱う職種じゃないと確定申告って、すごく負担になりますよね。
私は後先考えずに独立してしまいましたが、会計処理だけはすぐに決めることができたのでなんだかんだのんびり続けております。

少し高いですが、会計士に依頼すれば、難なくここはクリアできますが、せっかく独立するのであれば、クラウド会計ソフトを使って、自分でやりくりすることをお勧めします。

私が使用しているサービスは、「会計ソフトfreee(フリー)」で、不満もなく最高に快適なので他を使ったことがなく比較もできませんが、「会計ソフトfreee(フリー)」でいうと、

  • 口座やクレジットカードを同期できて、収支が発生したときに自動で管理してくれる
  • 見積書、発注書、請求書 、領収書、納品書を作成できる、発生した収支と簡単にひもづけ可能
  • もちろん社印の登録もでき、請求書などに捺印することができる
  • 一瞬で、収支の細かいグラフ・レポートが見れる
  • 確定申告が一瞬で終わる
  • わからないときは、ブラウザの隅にあるタブからチャットで相談できる

という、至れり尽くせりなサービスなので、基本ここに登録しておけば、フリーランスの会計はかなり楽になります。

むしろ数値を見るのが楽しくなります。

以下の記事で、会計freee(フリー)について少し紹介しています。

【確定申告書類を1日で作成】なぜなら会計freeeは書類作成がカンタンすぎるから

【独立 準備3】会社を辞める前に、副業として始めてみる

結局のところ、やはり一番失敗しない準備は、副業ですこし収入を得ることができるようになることです。
Webデザインでの目安を一つあげるとしたら、
「月に副業で10万」
これが達成できれば、すぐに独立しても大丈夫だと思います。

会社員でいながら、平日の勤務時間外と、休日だけで、月10万以上もWebデザインの副業で稼げたなら、独立してフリーランスになっても困ることはないと思います。

副業で10万とり続けるには、

  • 仕事をとってくるセンス
  • 依頼主と円滑なやりとりができるスキル
  • ちゃんとWebデザイナーの技術(デザイン+HTML/CSS)

この3つができていたら、必ず仕事はあります。いまのところ

現在では、とっても便利なクラウドソーシングサイトがあるので、仕事の取り方はかなり楽になったんじゃないでしょうか。

以下に、

国内シェアが高い人気のクラウドソーシングサイトを紹介します。

 

まとめ

会社員を辞めて独立することは、人生の中で大きな一歩を踏み出すことになると思います。
なかなかハードルが高そうですが、少しでも独立してみたいと思っているなら、たぶんしなかったとき人生の終盤でとてつもなく後悔すると思いませんか?

独立すると、びっくりするぐらい時間に余裕ができます。
たとえ忙しくても、自分の好きな場所で人目を気にせず仕事ができるだけでも心にゆとりができると思います。

最後におさらいですが、Webデザイナーにおいては、

  • まだ身に付けていない人は、デザイン + HTML/CSSをかけるようになる。
  • 事業用の口座をつくって、クラウド会計サービスに登録
  • クラウドソーシングサイトなどで仕事をみつけて月10万を目標

これができたら、独立して失敗するリスクは、かなりなくなると思います。

難しそうですが、現時点でWebデザインの仕事を会社でやっている方であれば、そこまで難しくはないと思います。

独立してみようかなって思っている方、一度独立するのは、人生経験としてかなり大きな経験になるとおもうので、頑張ってみてください!

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