クラシックプロのモニターヘッドホン【CPH7000】について

みなさんこんにちは、よっすーです。

少し久々の投稿になってしまいました。
今回は、先日購入して使い続けてるクラシックプロの「CPH7000」について書こうと思います。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPH7000 密閉型モニターヘッドホン

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPH7000 密閉型モニターヘッドホン

クラシックプロとは?

CLASSIC PROはサウンドハウスがプロデュースする業務用音響機器のトップブランド。1995年より圧倒的コストパフォーマンスを誇る商品を次々とリリースし、パワーアンプ、スピーカー、ワイヤレスシステム、カラオケ機器の分野でベストセラー商品が続出!コストを極限まで抑え、驚異的な価格を実現しながらも、ユーザーが求める「機能」「操作性」「音」にこだわりぬいた商品ラインナップだからこそ、多くのお客様の支持を獲得し続けています。

 

ヘッドホンを選ぶときに理解しておきたい数値

ヘッドホンを選ぶときに、お店には大量にヘッドホンが並んでいて、お試しできるようになってたりもしますが、正直、家電量販店の店内では集中して聴き比べなんてできないし、どこをみればいいんだろうと思う人は多いと思います。
そんな理解しておきたいスペックを3つ紹介します。

再生周波数帯域

再生周波数帯域は、そのヘッドホンが再生することができる周波数の幅を意味します。
単位はHz(ヘルツ)。

例えば「再生周波数帯域:5~30,000Hz」というような形で、お店でも商品の値札のとこに書かれていたりします。
これは、文字通り、低周波(低音域)5ヘルツから、高周波(高音域)3万ヘルツまで音を再生できるよって意味になります。

一般的に、人の耳が聴き取れる周波数は20〜2万Hzあたりと言われており、
ほとんどのヘッドホンでそれ以上の音が再生できているので、どれでもいいでしょって思うのですが、聞き比べるとなんとなく違いを感じたりすることもあります。

勝手な想像ですが、たぶん人が音として認識していない部分の音の出方が、なにかしら作用しているのかなーと…

まぁ、そんなことはどうでもいいとして、選ぶのであれは、なるべく上下の周波数帯域が広い物を選ぶとよいと思います。

 

インピーダンス

インピーダンスは、電気抵抗値のことで、ヘッドホンの音量に影響してきます。
単位はΩ(オーム)。

インピーダンスが大きいと、電気抵抗が大きいということになり、電気が流れにくくなるため音量が小さくなりますが、ノイズは少なくなります。
逆にインピーダンスが小さいヘッドホンは、より多くの電気が流れるため、抵抗が大きい物よりも音が大きくなりますが、ノイズが乗りやすいです。

インピーダンスが大きい方がいいじゃんって、なりそうですが、大きい音で聴きたい場合に困難になってきますね。
そういう場合に、ヘッドホンアンプを使うとオススメです。

お家で、オーディオアンプを使う場合や、外でモバイルのヘッドホンアンプを使うって方は、ハイインピーなヘッドホンも候補にしてみるといいですね。

 

出力音圧、最大入力

出力音圧は、ヘッドホンで再生する時の音の強さです。
単位はdB(デシベル)/W(ワット)。
出力機器(ヘッドホンに音を送る部分)で同じボリュームを設定していても、出力音圧が大きいと音量が大きくなります。
スマホなどの出力が低いものに、出力音圧の大きいヘッドホンを接続すると、より大きな音量で再生可能になります。

最大入力は、ヘッドホンに入力することが可能な最大電力のことです。
単位はmW(メガワット)。
再生するプレイヤーからでる最大出力よりも、ヘッドホンの最大入力が上回っているといいです。

 

いままで使用してきたヘッドホン

いままで使用してきたのって、高価な物でもないし、希少性のあるものでもないのですがどなたかの参考になればと思いまとめてみました。

SONY ( ソニー ) / MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン

SONY ( ソニー ) / MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン

私が、音響の専門学校にいってるときに学校で使用してた業界定番のSONYのモニターヘッドホン。
何もいわなくても業界スタンダードなヘッドホンなので、間違い無いです。

スペック

■ プロフェッショナルモニターヘッドホン
■ インピーダンス:63Ω
■ 最大入力:1000mW
再生周波数帯域:5~30,000Hz
■ 感度:106dB
■ プラグ形状:ステレオ標準プラグ
■ ケーブル:2.5m ストレート
■ 重量:200g(コード含まず)
※ 3.5mmステレオミニ変換プラグは付属しておりません。

 

audio technica ( オーディオテクニカ ) / ATH-A700X

専門時代に買って、結局10年くらい使い続けてたヘッドホン。
モニター専用ではなかったけど、全体的な出音のバランスが素晴らしくて、一番お気に入りでした。
消耗してしまうケーブルの断線で、なんどか修理にだしたり、パッドの交換パーツも仕入れて何度か交換したなぁという思い出。
とっても素晴らしいヘッドホンなのにもう生産完了していて残念。

スペック

■型式密閉ダイナミック型
■ドライバーφ53mm
■出力音圧レベル100dB/mW
■再生周波数帯域5~35,000Hz
■最大入力1,000mW
■インピーダンス38Ω
■質量(コード除く)290g
■プラグφ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ
■コード3.0m(片出し)

 

audio technica ( オーディオテクニカ ) / ATH-A500X

こちらは、上の「ATH-A700X」を使ってた時のサブ機として使ってました。
ATH700Xとくらべて、リーズナブルなので、外で使いたいときはこっちを持って行ってましたね。
それとATH700Xを修理に出してる間よう。

スペック

■型式密閉ダイナミック型
■ドライバーφ53mm
■出力音圧レベル100dB/mW
■再生周波数帯域5~30,000Hz
■最大入力500mW
■インピーダンス48Ω
■質量(コード除く)290g
■プラグφ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ
■コード3.0m(片出し)

 

 

AKG ( アーカーゲー ) / K612PRO 開放型ヘッドホン 3年保証モデル

AKG ( アーカーゲー ) / K612PRO 開放型ヘッドホン 3年保証モデル

AKGのこのヘッドホンのみ、開放型です。
10年以上、上のATHシリーズを使い続けて買い替えを検討していたときに、開放型ってどうなんだろうと思って購入してみました。

いままで密閉型を使ってきて、開放型は周囲の音が入ってくるのでだめだろうと思っていたのですが、そんなことは無かったです。
やはり、耳元に一番近いところで音が出ているので、お部屋の中で聞いている限りでは、周囲の雑音が気になることもなく、むしろ密閉型よりも、自然に音を感じることができました。

集中して聴く=密閉なら、より自然に音を楽しむ=開放なのかなと感じました。

このヘッドホンを使っている時期、ちょうど子供も産まれて、夜中仕事しているときに夜泣きしてもしっかり聞こえるのでとっても重宝しましたよ。
子育て中の方にオススメです!ね…

スペック

■オープンエア型ヘッドホン
■タイプ:開放型
■感度(1kHz):92dB SPL/mW
■再生周波数特性:12~39,500Hz
■最大許容入力:200mW
■インピーダンス:120Ω
■イヤーパッドタイプ:アラウンドイヤー、ベロア製
■入力コネクター:3.5mmステレオ・ミニプラグ(金メッキ)
■ケーブル:3.0mストレート(OFC)、片出し
■重量:約256g(除ケーブル)
■付属品:標準プラグアダプター (ねじ固定式、金メッキ)

 

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPH7000 密閉型モニターヘッドホン

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPH7000 密閉型モニターヘッドホン
上のAKGのヘッドホンのアーム?つなぎの部分が壊れて、次なに買おうかなと思ってみていたら、我らがサウンドハウス様がプロデュースしているクラシックプロのモニターヘッドホン「CPH7000」のレビュー数が200を超えており、評価も3.9と高めなので、使ってみようと思ったのがきっかけ。
もちろん、かなり安いので、その他有名メーカーのそれとは、抑えれる素材の費用は、抑えていると思いますが使ってみる価値はありますよね。
今回、私も届いてから使っていますが、悪いなと感じることはなかったです。

スペック

■ プロフェッショナル・モニターヘッドホン
■ 形式:ダイナミック密閉型
■ ドライバーユニット:40mm・ネオジウムマグネット
■ インピーダンス:64Ω
■ 再生周波数特性:10~30,000 Hz
■ 感度:108 dB/mW @1kHz
■ 最大許容入力:1,000mW
■ コード長:約2.2m(OFC)
■ プラグ形状:3.5mm/6.3mmステレオ(金メッキ)
■ 重さ:約240g(コード含まず)

 

そっくりなSONYのMDR-CD900STとスペックの比較

多くのユーザーが感じているであろう、SONYのMDR-CD900STと似ているデザイン。
とくに、SONYのMDR-CD900STは、レコーディングスタジオでも定番のモニターヘッドホンなので、この機会にスペックの比較をご覧いただき参考にしてみてはいかがですか?

CLASSIC PRO
「CPH7000」
SONY
「MDR-CD900ST」
インピーダンス 64Ω 63Ω
最大入力 1,000mW 1,000mW
再生周波数帯域 10〜30,000Hz 5〜30,000Hz
感度 108dB 106dB
プラグ形状 3,5mm / 6.3mmステレオ標準プラグ ステレオ標準プラグ
ケーブル 2.2m 2.5mストレート
重量(コード含まず) 240g 200g
3.5mmステレオミニ変換プラグ ×

 

さいごに

サウンドハウス様には、かなーりお世話になっており、この記事を読んでくださっているみなさまも、サウンドハウスを使ってる人も多いと思います。
私は、CLASSICPROや、海外でコスパのいいメーカーといえば!な「ベリンガー」の商品を何度か使用したこともあり、それらのクオリティも実感できているので、商品に対する抵抗はまったくないのですが、それでもまだまだ有名なところじゃないと不安といった、気持ちの方も多いと思います。

有名な企業の商品は、プロダクトを売出す広告料や、サポート料、その他企業の存続のための費用などなど…も多く含まれると思いますので、そういう点では、全く無名の物は、避けるにせよサウンドハウスのようなある程度、専門分野で名の知れている企業がプロデュースしている商品は、かなりお買い得だと思います。

サウンドハウス

 

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それでは!