意外ときつい鍋割山に鍋焼きうどんを目指して登る

いつだったかまだ東京で働いてた時、そのときの職場の仲間、通称Ｍ氏と行った鍋割山の思い出。

鍋割山は、丹沢大山国定公園の丹沢山地南部に聳える標高1,273mの山。
山頂は、広く平らになっており、晴れれば見事な富士山が見えます。
山頂に建っている鍋割山荘は、名物「鍋焼きうどん」が有名ですね！

そんな僕は、あまり丹沢へ登りつめたことが無く、今回の鍋割り山と、前回の塔ノ岳に一度ずつしか行ったことがないです。
そして、なぜか今までの登山経験の中で、まさかの一番しんどい山でした（笑）
魅力が無いわけではないんですが、塔ノ岳の時なんか山頂手前で、両足つっちゃって隅っこで少し寝た位ですから…
（前日遅くまでゲームしてたのと運動不足だったからです、はい…）

登山口から少し歩くと、ちょろちょろと流れる沢がございます。

真ん中はそう、Ｍ氏です。（顔出しはしませんので掲載許してください。）
下には、折れた板が転がったままでした。もう片付いてるかなぁ・・・

この時ちょうど、登山ブームというか、山ガール山ボーイ流行の始まりで、近くにお洒落キメキメな若者が男女3人ずつ、すんごいキャピキャピうるさかったのを覚えてます。嫉妬じゃないですたぶん（汗）僕も若かったけど・・・

途中、水が入ったボトルがいっぱい置かれているところがあります。
「持って上がっていただけると助かります」的ななんか書かれてて、というかそこで何個か持って上がるのが普通かのごとくみんな持って上がります。
（筋トレにもなるしね・・・いまもあるのかなぁ）

そこから、気持ちの良い林を登るのですが、少し急なので、気持ちいいけど息もあがります。

（Ｍ氏、後ろからだから許してください。）

で、ぜーぜー登りつめたら少しゆったりになります。

正直あまり覚えてないので、写真を見ながら語ってます・・・（汗
このときの思い出はというと、正直きつかったけど、Ｍ氏が全然きつそうじゃないから、負けじと、僕は少しキツイのを我慢してたことです。えぇ
まぁやたらと後ろ姿のＭ氏が写ってるのは、そのせいなんですよ。

そうこうしてるうちに、たぶん山頂まで登りつめたんだとおもいます、鍋割山荘着です。
今回の一番の目的、そう名物の「鍋焼きうどん」を食べるため、さっそく山荘の中に入ると、結構人が並んでいました。

鍋焼きうどんは、1,000円です。

山の上で1,000円でこのクオリティ！
とっても満たされます。
が、個人的には汗をかいた後だからか、少し塩分が少ないように感じました。

あいにくこの日は曇りだったため、富士山を見ながらのお昼ご飯という極めて贅沢なことはできませんでしたが、山頂で、くつろいだり、会話している人などを見ながらの「鍋焼きうどん」は、それはそれで美味しくいただけました。
（もちろんＭ氏と話しながら食べてますよ！）

少しゆっくりした後、みなさん苦手な人も多いとうわさの大倉尾根側から下山しました。
もちろん、膝がとっても笑ってました。ほほほ・・・

途中、少し光が雲の隙間からさして、まさに神降臨！って感じでしたが、
丹沢のチャンプとは、すれ違いませんでしたと書く予定でしたが
あ、ちがうすれ違いましたよ！
凄い勢いで、ボンベかついで登っていく丹沢のチャンプと！もちろんその日もセクシーな太もも健在でした。
何気に、前回の塔ノ岳でも山頂で会っており、僕ってチャンプと遭遇率高いのかも・・・2回中2回ってだけ
塔ノ岳では、あまりの威圧感で声をかけるなんて恐れ多いくらいでしたが、今回は「ごくろうさまです！」って、すれ違うときに言えました。