お久しぶりです。
なかなか書き続けようと思いつつも続けることが苦手なようで、かなり久々の投稿になります。
ですが、これからの季節は僕の大好きな晩秋〜厳冬。なるべく書くように頑張ってみようと思います。
今回は、オレンジ色の花「オオキツネノカミソリ」という植物が群生している井原山へ行ってみました。
この「オオキツネノカミソリ」、九州では井原山が最も群生すると言われているようで、下調べで検索したブログにもかなりすばらしい景色があがっており、かなり期待をふくらましていたのですが
実際に訪れてみた感想は、
ここは花だけじゃない!という具合でした。
というのも、入り口から沢、沢、沢という具合で、後半の急坂まで沢添いや沢自体が登山道のところもあり、景色としてはとてもしっとりとした気持ちのいい登山道でした。
まず駐車場にわかりやすい地図が、
駐車場もそこそこ広く、10数台は駐車できるかなぁという具合でした。この日、私は7時くらいで一番のりでした。
この橋、腐食がかなりすすんでいるようで、よく滑りよく曲がり、いつ折れてもおかしくない所がありますので、少し慎重になります(笑
そこから一時、沢、沢、沢という具合に、沢の気持ちよさを味わえる登山道がつづきます。
しっとり
気持ちよく
ここは、初夏がいいのかなぁ・・・(毛虫が苦手な私には無縁ですが…)
オオキツネノカミソリはといいますと、登山道脇にちょろちょろといった具合で、こんなもんなの??と不安になります。
一時間もかからないくらいでしょうか、進んでいくと、案内板が見えてきます。
もちろん井原山に向かいます。迂回路ですがアンノ滝も気になりましたが今回はパスします。
そこから少し進むと散策路な雰囲気から登山道っぽくなります。
そしてごつごつした道をこえると、オオキツネノカミソリのオレンジ色?が目の前に広がり「おおおおお?」と心も踊ります。
ここからが見所のようです。
ここまではオオキツネノカミソリがアクセントくらいで沢がメインでしたが、ここからはオオキツネノカミソリが主役と言わんばかりにあたり一面オレンジ色になります。
見渡す限りオレンジ、オレンジ、オレンジ!
まるでゲームの世界です。
とろとろと写真をとりながら歩いていたら、アブに刺されました。
後ろからきた僕より本格的にカメラを趣味にしてそうなおじさん曰く、今年はいっきに咲いてくれなかったから、少しまばらだそうで・・・初めて来た僕には感動でしたが、もっとオレンジになるのも気になりますね。
アブと戦いつつカメラ片手に撮影しながら歩いていると、またオオキツネノカミソリが少なくなってきます。
ああオレンジが少なくなったなと思いつつも、このしっとりとした景色は、たまりません。
そこから少し歩くと、急な斜面にさしかかります。
ここから、一気に体力を奪われる急坂になります。(写真とってません笑)
まだかまだかと上っていくと自分と同じ背丈の笹が生い茂った道になりますといいますか、道が見えません。
この道の途中、かき分けた真下に蛇の影が逃げていったときは少し焦りました。たぶんマムシかな?
虫が苦手な私としては、この道はあまり好ましくなかったです。
そしてまた短くないんですよね…そんな道をながながいくと開けたところに出ます。
山頂かとおもいきや、すぐとなりに山頂がみえました・・・
ここで、たまらず休憩。
すると、置いてたザックの上にアブがたかり、そして、クマバチがきてザックの真上でホバリング…
他に近づいてくるアブを追いかけてはザックの真上にもどってきて、明らかに縄張り争いしてる感じ…そしてカメラもザックのとなり…
一瞬の隙をねらってザックとカメラをとって山頂まで行きました笑
そしてようやくたどり着いた山頂
景色はまずまずでした。
山頂で、ラーメンでもと思ってましたが、すごい量のアブや蜂…耳元には常に「ブーン」と…
残念ながらすぐ下山しました。
また冬になったら来てみたいです。
下山後駐車場で着替えて、洗ったゲイターなどを車の上に置いてたらスズメバチが3匹…そして黒い僕のゲイターにとどまって動かない…
さすがにスズメバチは怖かったので、そのまま車にのって少し移動して、スズメバチが離れた瞬間に回収しました…
今回感じたことは、やはり虫が苦手な私は雪山か、頑張っても晩秋の山やなぁと…
これからの季節がどれだけ待ち遠しいか笑
さ、皆様もぜひ来年はオオキツネノカミソリが咲く井原山へいってみてはいかがでしょうか。