【日本三大五百羅漢】耶馬渓の名所、国の重要文化財「羅漢寺」へ

先日、大分県は中津市の羅漢寺にいきました。
このお寺は、3770体もの石仏がある曹洞宗の寺院で、日本三大五百羅漢の一つといわれているそうで、以前から気になっていたのです。
付近には有名な青の洞門があるのですが、現在工事中のようで、惜しくも見ることができませんでした。

この映画にでてくるようなたたずまいとは裏腹に、この山門までは便利なリフトがつながっています。
さらにさらに、そのリフトは羅漢寺が終点ではなく、羅漢山頂までつづいているのです。
観光ではなく、参拝に来ている家族がいましたが、参拝するのに、この一人乗りのリフトに一人ずつのっている様は、なんという違和感なのだろうと感じてしまいました・・・(便利だけど)

そして、先ほどの写真の山門をくぐると、すぐ左手に、石仏がたくさん並んでいる 無漏洞(むろどう)が見えてきます。

ここに、いろいろな表情をした五百羅漢たちが、
置かれて・・・?並んで・・?
います。

もうすこし上にあがっていくと、岩壁を背に建つ羅漢寺本堂があらわれます。手前の岩のアーチからみえてくる本堂はみごとでした。
(なぜか撮影してませんでした笑)

中は300円で入ることができるそうです。

境内には、たくさん願い事が記された「しゃもじ」が打ちつけらています。
なぜしゃもじかといいますと、願いごとをすくうという思いからしゃもじになったそうです・・・・
(この時代おたまはなかったということか・・・あるいはしゃもじのほうが風情があるからか・・・)

撮影したのは、なんとも素敵な願いごとですが、

上に掲載した山門の左てにある建造物には、子供を奉ったしゃもじがたくさん打ち付けてあり、こちらはリアルな思い、供養のお言葉ばかりでした。

最後に、駐車場からリフトに行く途中に、禅海和尚を奉る禅海堂というのがあり、そこには、青の洞門を掘った方の説明や、金槌などがあります。

今回、晴れておらず、雨が降ったりやんだりの天気でしたが、雰囲気をより引き立ててくれたように感じました。
湿度がすごくて汗びっしょびしょでしたが・・・