雪の由布岳お鉢めぐりは、人も少なくとっても素敵な景色でした。

今年もあと3ヶ月もまてば(長い…)、九州の雪山シーズンが始まります!

これは、2011年1月。
僕が年末に6年くらい生活した東京をあとに、実家に帰って最初でかつ初めての九州登山となった山です。
(今は、福岡で働いてますが…)

とにかく、雪山が好きで、小さい頃、遠くに見える白い由布岳をみては「すげー」と思ってたり、
父さんと行く、冬のくじゅうドライブなんかいつもワクワクしてた程。
そんな思い出もあり、九州の山というのはとても魅力的でした。

登山口周辺はそこまで雪が積もってはいませんでしたが、
森をぬけて、視界が広がる中腹からは登山道もぎしぎしと雪が積もり固まっており、そろそろアイゼンをつけようかなという、くらいになりました。

大体二時間くらいでしょうか、カメラ片手に、撮影しながら登っていくと、最後の急な上り坂の先に、「マタエ」という標識が。
(今はもうないかな、折れてて、最後に訪れたときは、みあたらなかった)

由布岳はピークが東と西に分かれており、西が最高峰にあたります。
今回は、東からのぼり、裏のルートを通って、西に一周しました。
上の写真が、マタエちょうど裏側の部分になりますが、冬はお鉢めぐりする人が少ないのか、膝まで雪にうまる場所もありました。

こんな、木漏れ日の雪景色だってあります。こういうのキラキラしてて気持ちいいいですよね。

そこから雪をかき分けながら登ると、西峰に続きます。
とはいえ、ほとんど固められていないふかふかな雪のため登りづらい・・・
お鉢めぐりのなかで、ここが一番大変だったような気もします。
視界が開けたら、西峰はすぐそこです。

西峰は東峰よりも山頂が平らくひらけており、とてもここちのよい山頂でした。
この日は快晴で、以前登った雪の西穂高岳のときを感じさせるほどまぶしい世界でした。