牧ノ戸から行く晩秋の星生山は、硫黄臭くも絶景の山でした

DSC_8727_01

以前、九重連山の星生山へ登山をしてきたときの写真です。

星生山とは、九重連山を形成する標高1,762mの火山で、山頂から見える三股山や、硫黄山の噴煙などはとてつもなく迫力があり、登山家の中でも人気な山の一つでございます。

私は、登山をするわりに、虫が大の苦手でこれからの季節閉山中となり、その間に昨年晩秋に登ったまま書いてなかったネタをいまさら書いているというわけでございます。

この日は、牧ノ戸から星生山、星生崎、くじゅう別れを経て、御池でおりかえし(中岳まで行かないタイプ)帰りは西千里ヶ浜をのんびりあるいて下山をしました。

DSC_8573
朝から天気もよく、多くの人が苦手と言う登り始めの階段をテクテク登りつめます。上の木の階段までくればこの登りももう終わりが近いです。
沓掛山からは西千里ヶ浜までさほどきつくないアップダウンがつづき、のんびりと歩き続けます。

DSC_8619
西千里ヶ浜手前から、左に進み、星生山方面の急登を登りつめます。(ここが次にしんどいとこです)
登りつめると、右に西千里ヶ浜を見渡す絶景の横歩きになり、とても開放感があります。
上の写真のところまでくれば星生山頂まであと少しです。

DSC_8624

山頂記念撮影は、掲載しませんが(笑)山頂からみる景色はこんな感じで、正面に三股山右手前に硫黄山の噴煙を上から見ることができるのです。
(風向きによっては凄く硫黄くさいです)

そこで少し休憩をし、星生崎へ向かいます。
道中は、多少の岩場をあるきながら、途中じゃりのような場所もあり、まわりは景色もよく気持ちのよいコースでもあります。
星生崎までくると、眼下に非難小屋が見えてきます。

DSC_8645

ここから非難小屋までが、地味にしんどい下りが続きます。
非難小屋に着くと、いつも数人の登山家が休憩しており、にぎやかな雰囲気に心も少し落ち着きますね。
(悪天候や平日だと誰もいないことも多いですが)

もちろん歩き続けるのが苦手な私も、ここで休憩します。
その後、くじゅう分かれを通り過ぎ、くじゅう中岳分岐の手前から左にそれる登山道を進み、中岳方面へ少しショートカットします。
分岐から中岳方面への尾根はとても見事なのですが、この日は撮影してないですね(笑)
のんびり40分くらいでしょうか歩きつづけるとようやく御池が見えてきます。

DSC_8652

御池は天狗ガ城の南直下にある火口湖で、冬には全面凍結することもあり、その上を歩いて対岸へ行くこともできます。
(少し度胸がいります。ヒビができるような音がたまにいろんなところから聞こえるので・・・)
もちろんこの日は凍結なんてすることもないですが、晩秋ということもあり影のほうはうっすら凍りがはってました。

DSC_8656

反対側から見るととても見事なV字に見えます。
ここでお昼ご飯を食べるのがたまりません。
もちろんここでお昼ご飯を食べてのんびりしてると、中岳まで行かずに帰る気分になります(笑)
もちろん中岳まで登ったこともあり、ここから中岳まではそこまできつくもないのですが、
火口湖、山上湖が好きな自分はそこで満足だったりします。(ピークを目指すより横歩きがすきです。)

DSC_8681

帰りは西千里ヶ浜をのんびりと歩きながら帰りました。北も西もそうですが、千里ヶ浜も大好きです。
凄く開放感がある気がします。

のんびりしすぎたせいか、夕暮れ近くなってました(汗
DSC_8720

この日、夕暮れになるにつれ、霧かな?がたちこめるのか雲平線が綺麗にみえるほど真っ白になり、山の頂がぽつぽつと顔をみせとても神秘的な世界になってました。
DSC_8753

もちろん下山後は、温泉とご飯ですよね!
この日はどこにいったんだっけなぁ…
たぶん、星生温泉に行ったような気がします。

早く夏の終わりにならないかなぁといまから感じております…